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債務危機が深刻なスペインで、ラホイ政権の緊縮政策に対する地方の反発が強まっている。

 南部アンダルシア州では、住民の先頭に立って略奪を指揮する村長まで現れた。

 州都セビリアから100キロ。人口約3000のマリナレダはオリーブ畑の真ん中にある。フアンマヌエル・ゴルディーヨ村長(60)は8月、失業者ら十数人を率いて州内のスーパーを襲撃し、略奪したコメや缶詰をセビリアで貧困家庭に配った。

 この事件について村長は「悲惨な現状を告発するための非常手段だった」と強調し、「不動産バブルに踊った銀行のツケを庶民が払わされているのだ」と訴えた。

 スペインの失業率は欧州連合(EU)で最悪の25%だが、アンダルシアでは実に34%に達する。

スペインで村長が略奪を指揮、貧者の「英雄」に - 読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20121004-OYT1T00724.htm

参考資料
きりもみ状態に入るスペイン経済 - Market Hack
http://markethack.net/archives/51822517.html


冗談の記事で冗談ではない状態のスペイン

真面目な話:
ギリシャの経済危機は一時期よくニュースにもなってましたが、その次に危険といわれているのがスペインです。
リーマンショック時に住宅ローン等のバブルが発生していましたが、その反動で失業率が一時30%とも40%とも言われていた。