今年度の生活保護費が当初予算で3兆7000億円に達し、不正受給に対する厳罰化など給付適正化の議論が進む中、生活保護を受けている外国人の世帯が4万世帯を超え、過去最多を更新したとみられることが30日、厚生労働省への取材で分かった。日本に永住、在留する外国人の数は横ばい傾向だが、新たに生活保護を受ける外国人世帯は増加している。
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外国人受給世帯4万世帯超 22年に最多更新
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121001/trd12100100390001-n1.htm



生活保護は生活困窮者に最低限度の生活を保障する“最後のセーフティーネット”。しかし、膨大な保護費は国家財政を圧迫しており、政府は働ける受給者に就労や自立を求めたり、不正受給への罰則を強化したりするなど、保護費抑制方針を打ち出している。そうした中で、増加を続ける外国人受給者。専門家は「税金が外国人の生活保護費に回り、際限なく増えている現状は問題だ」と指摘する。
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外国人受給 帰国せず際限なき膨脹 「厳しい入国管理行政を」
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121001/trd12100100340000-n1.htm



厚生労働省は26日、全国で生活保護を受けている人が6月時点で211万5477人となり、過去最多を更新したと発表した。受給世帯数は154万2784世帯で、こちらも過去最多を更新した。
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生活保護、過去最多の211万5千人 支給水準妥当性検討
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120926/trd12092611300005-n1.htm





生活保護の概念は病気や怪我などの問題で働けない人や低所得で生活できない人を保護
するのが目的ですが。

昨今の生活保護の問題と言われているのが下記の状態です。
@不正受給
・偽装離婚:形式上の離婚をする。(母子家庭は受給しやすい)
・世帯分け:形式上の世帯を分ける。(単身高齢者は受給しやすい)
A受給形式
・受給額の算定方法:受給額 = 扶助金額 - 収入
 (収入が扶助金額以下の場合は貰える金額は変わらない。)
B口利き・利権関連
・口利き:政治団体や宗教団体が「所属者の利益獲得」や「受給の見返り」の勧誘。
・弱者利権:運営する団体に受給者を集めて生活保護の受給金ビジネス。

外国人生活保護の問題も2年くらい前には大阪で48人の中国人による入国後一斉保護申請なんて事件もありましたが。

生活保護自体はセーフティーネットとして現状では必要不可欠な制度と言えると思いますが、ニーズの変化による制度の不備や経済不況と相まって難しい問題となっています。
普通に仕事をして普通の生活をしている人にはやるせない状態ですね。


※画像は生活保護獲得マニュアルを紹介するためで、著作自体を否定するものではありません。