人工浮島を520万ユーロ(約5億円)で購入しませんか?――オーストリアのある企業が大富豪向けの新商品として20×37メートルの「島」を売り出した。
エンジンは付いていないが、この人工浮島「オルソス島」は世界のどこでも、オーナーが希望する場所に係留することができるという。居住部分の面積は1000平方メートルほどで、クルーの他12人が滞在可能だ。太陽光パネルと風力発電機を採用した完全な自給自足型で、環境にも優しいという。
ハンガリー生まれの創業者ガボール・オルソス(Gabor Orsos)氏は「オーストラリア、中国、米国などから
大きな反響があり、すでに予約も1件受注した。来週はオーストラリアから購入希望者がやって来る」と語った。
今のところまだ製造は開始されていないが、「オルソス島」第1号は1年半〜2年で完成する見込み。
唯一問題なのは、製造拠点のスロバキアが陸に囲まれている点だ。そこでオルソス氏は、ドナウ(Danube)
川を下って黒海までえい航してから顧客が希望する世界各地へ移動させる計画だ。
【痛いニュースより】
いいな〜欲しいな〜