ボルトで固定しただけ…銘板762枚盗まれた県
福井県内のトンネルや橋などで名称や長さなどを示す銘板の盗難が相次いでいる事件で、県警捜査1課は11日、全体の枚数は762枚、被害総額は時価約3200万円に上ると発表した。
同課などによると、今年5月8日に坂井市三国町の橋で銘板がなくなっているのが見つかったのを含め、若狭、おおい町を除く15市町の計247か所で同様の被害が確認された。実際の犯行は今年4〜5月に集中したとみられている。
盗まれたプレートは黄銅製で、名称や長さ、施工した業者などを表記している。新品での価格は重さ約16キロ・グラムの場合は約10万円。ボルトで固定され、誰でも取り外せる構造だった。
今年に入り、石川、岐阜両県などでも同様の被害が確認されている。県道路保全課は、県が管理するトンネルなどのうち、被害のない2476か所についてボルトを溶接するなどの対策を終えたという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140612-OYT1T50071.html
一昔前は銅の取引価格が高騰したために、電線用の配線が盗難というニュースが多かったですが、最近では銘板が狙われているそうです。
被害地域は北陸地方だけではなく中部地方でも多発しています。溝にかぶせる鉄板の盗難も多発しているとの事で、いつもの道を歩く場合も注意しましょう。
県内で鉄板盗難相次ぐ | 北日本放送
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=3742