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第11回松本清張賞を受賞した山本兼一の同名小説を『精霊流し』の田中光敏監督が総製作費15億円をかけ映像化。
織田信長(椎名桔平)から安土城建立を託された天才宮大工・岡部又右衛門(西田敏行)の知られざる苦難と奇跡の3年間を描く大型時代劇が誕生した。
前代未聞の城郭要塞を求む信長の夢を叶えた職人、そのがんこさ粋を名優、西田敏行が見事に体現している。
信長より、番匠・岡部に「安土の山ひとつをまるごと城にせよ」と大命が下った。
まずは金閣寺建立した池上家や奈良大仏殿建造を担った中井一門の設計図の競技会を制し、
次に城の主柱となるヒノキの巨木を見つけ出すこと。岡部は相次ぐ難題に対し采配を振る。