猛毒タコ、日本海で確認…かまれると死ぬおそれ
読売新聞 2014/04/21

 島根県隠岐の島町卯敷うずきの日本海で、猛毒のある「ヒョウモンダコ」が見つかった。

 かまれるとけいれんなどの症状を引き起こし、死亡するケースもあることから、専門家は注意を呼びかけている。

 同町の環境省自然公園指導員野津大まさるさん(69)が19日午前9時頃、海洋生物の研究のため水深3メートル付近の海中に仕掛けていたカゴに、体長7センチのヒョウモンダコ1匹が入っているのを確認した。

 野津さんによると、ヒョウモンダコは通常、熱帯や亜熱帯の海域に生息。普段は茶色っぽいが、刺激を受けると鮮やかな青や黄のヒョウ柄になる。

 フグと同じ猛毒「テトロドトキシン」を持っており、野津さんは「水温が上昇し、見慣れない生物を見かけることが多い。むやみに触らず、岸辺を歩く時は底の厚い長靴を履くよう心がけて」と話している。(寺田航)

http://www.yomiuri.co.jp/national/20140421-OYT1T50024.html

太平洋側では何度も見つかってますけれど、日本海側でも発見されるのが北上していってるようです。
フグと同じ毒を持っているので食べるのはもちろんダメですが、唾液にも毒があるので噛まれたら死ぬ可能性もあります。