明代の茶碗「中国陶磁器の聖杯」、37億円で落札 香港
CNN 2014/04/10

 香港(CNN) 香港でこのほど開かれたサザビーズのオークションで、白地に鶏の図柄をあしらった小さな茶わんが2億8124万香港ドル(約37億円)で落札された。同社の中国陶磁器のオークションでは、2010年に記録した2億5260万香港ドルを上回る過去最高額となる。

 競り落としたのは芸術作品の収集家として知られる上海の資産家、劉益謙氏。落札価格はいくらになっても構わないと話していた。

 茶わんは15世紀の明王朝時代に焼かれたもので、世界に17器しか残っていないという。ほとんどは博物館が収蔵しており、その希少さからコレクターの間では「中国陶磁器の聖杯」と呼ばれている。

(略)

http://www.cnn.co.jp/showbiz/35046387.html




3.8億円の水墨画がゴミ箱に?―香港のオークション
WSJ 2014/04/10

 香港のオークションにかけられ、2880万香港ドル(約3億7700万円)の値が付いた中国の水墨画が、ゴミと一緒に捨てられた可能性がある。

 コンテンポラリー画家、崔如琢氏の「山色蒼茫醸雪天(Snowy Mountain)」と題するこの水墨画は7日、香港のグランドハイアットで開かれたポーリー・オークションで落札された。しかし、競売を実施したポーリー(北京保利国際拍売有限公司)は8日、この水墨画の行方が分からなくなっていると警察に通報した。地元メディアの報道で明らかになった。

 ホテルの広報担当者は、オークションの行われた場所の監視カメラのビデオ映像を警察に差し出したと話した。

 地元メディアは、警官が梱包された水墨画が積み上げられたゴミの近くに置かれていたことを示すビデオ映像を確認したと報道。このゴミの山はその後、捨てられたという。(香港のニュースサイト、蘋果日報は起こったと考えられる事態のアニメバージョンを公開している。)警察は9日朝、行方不明になっている水墨画を探して香港北部の屯門区のゴミ捨て場を調べたと報じられている。

(略)

http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702303373904579493140769341738.html


捨てる神あれば拾う神あり?

日本で一番有名な茶碗というと、織田信長の「曜変天目茶碗」ですが、曜変天目茶碗も中国(南宋)製ですね。



世界の謎と不思議: 国宝 曜変天目 茶碗の中の宇宙
http://pub.ne.jp/sakura2011/?entry_id=3870613