世界の軍事力ランキング:米国とロシアはどちらが強い?
IBT 2014年3月26日

 グローバル・ファイヤーパワー(Global Firepower)が「世界の軍事力ランキング2014年版」を発表した。世界の軍隊のトップ10内には、米国やロシア、日本が入っていることがわかった。

 世界の軍事力の強さは1位から順に、米国、ロシア、中国、インド、英国、フランス、ドイツ、トルコ、韓国、日本となっている。

 日本については、「西側で中国が勢力を伸ばしている中、日本は自国の権力の構築に懸命である」と評価されている。日本の防衛予算は491億米ドルで、ランキング3位の中国の1260億米ドルの40%ほどの規模だ。また予備軍人を含めた人員数は、日本が約30万人である一方、中国は450万人と、およそ15倍となっている。ただ、総人口に10倍以上の開きがあることは考慮すべきだろう。

 グローバル・ファイヤーパワーのランク付けでは、世界106か国の軍事力を50以上の指標から総合的に評価している。ゼロに近づくほど、強い軍事力を持った国としてランク付けしており、10位の日本は0.5581、3位の中国は0.2594となっている。

 指標には、軍人数や兵器の装備、予算額、地理的要因などが含まれる。しかし、核保有力については評価対象に入っていない。GFPは「各国の陸上、海上、空中での戦争を行う能力」のみを考慮したとしている。  また、天然資源への依存度も加味したほか、海防の必要のない国に海軍力がないことなども考慮して、ランク付けをしているという。

(以下略)

http://jp.ibtimes.com/articles/55922/20140326/980321.htm
Global Firepower Military Ranks - 2014
http://www.globalfirepower.com/countries-listing.asp
グローバル・ファイヤーパワー(Global Firepower) (英語)
http://www.globalfirepower.com/

海軍の艦艇数世界一は北朝鮮で中国の2倍とか、面白いランキングなんかもありますので興味があればどうぞ。