女性はかすれるような声で「急にお金が要ることになってしまって。生活費と子どもの学費だったんです。つい、他人の銀行カードに手をつけてしまいました」と言った。女性は、息子が持っていた他人の銀行カードを取り上げた。息子は同級生のカードと説明。少額だがすでに現金を引き出して使っていた。母親は「他人のお金でしょ!」などと、息子をきつく叱った。その後で、自分が全額を引き出してしまったという。重慶晨報が18日付で報じた。

 事件の発端は2013年10月28日だった。重慶市内のある家庭。母親はしばらくしたら家を離れる。記事では紹介されていないが、中国では経済面で遅れている地方の住人が現金収入を得るために、大都会に出て長期に渡り仕事をすることが珍しくない。

 母親は小学校6年生の息子に、銀行カードを渡した。「お金が必要なときは、これを使いなさい。おばあさんと一緒に銀行に行くんだよ」と言いつけた。

 カードをもらった息子は3日後の10月31日、玩具を買いたくなった。ところが、ATMの使い方がよく分からない。そこで、同級生に話して、現金引き出しを手伝ってもらった。その時に、暗証番号も教えた。引き出した金額は100元(約1700円)だった。

 ところが、家に帰るとカードが見当たらない。母親はまだ家にいた。だまっていようとしたが、しまいには母親にばれてしまった。銀行に確認すると、残高の約4万元がすべて引き出されていた。母親は学校に報告し、警察にも通報した。11月4日だった。

 銀行カードは最初に「ATMの使い方」を教えた同級生の手に渡っていた。校門のそばで拾った。その後すぐに、カードの持ち主である同級生が「なくした」と探し回っているのを知り、「暗証番号も知っているカードだ」と分かったという。小学生は11月1日に、カードを使って800元を引き出し、菓子や玩具を買った。そのカードを服のポケットに入れておいた。

 11月2日になり、同級生のカードを使った子の家で、母親が洗濯をしようとして、息子の服のポケットの中に見知らぬ銀行カードが入っていることに気付いた。そこで息子を問いつめた。

 息子は、同級生のカードと知って現金を引き出したと白状した。母親はわが子をきつく叱った。「それはいけないこと。他人のお金でしょ。自分のお金とは区別しなければいけない」などと言って、折檻(せっかん)したという。

 母親は息子からカードを没収した。暗証番号も聞き出した。そしてその日のうちに3度に分けて2万元を引き出した。翌日になり、数回に分けて残りの約2万元をすべて引き出した。

 母親はその後、恐ろしくなり、警察に出頭して他人のカードを使って預金を引き出したと告白した。警察から検察に書類が回り、同女性は「他人の財物を詐取した罪」で起訴されることになった。現在は裁判が続いているという。(編集担当:如月隼人)

小6が同級生の銀行カード使う―知った母親「他人のお金でしょ!」と叱りつけてから自分で全額引き出す=重慶
2014-02-18 18:47
http://news.searchina.net/id/1524435


最後は自首するだけマシ?
祖母が近くにいるならキャッシュカード自体を小学生に持たせるのもどうかとはおもうけどw