アフガニスタンでは、男性が妻や娘、姉妹を殴打することを事実上許可する法改正に向けて準備が進んでいる。近いうちにもカルザイ大統領が、刑法を改正する法案に署名する見込み。


 法案によると、女性は、夫、父親、兄弟を告発したり、(目撃者などとして)証言することが禁止される。 ガーディアン紙によると、アフガニスタンでは家庭内暴力や「名誉殺人」が増加しているほか、強制的に結婚させられる女性も多い。もしこの法案がすでに可決していたならば、世間を騒がせている家庭内暴力の事実は明かされていなかったかもしれない。また、女性に対する別の犯罪に関する社会の反応を得ることも出来なかっただろう。例えば外国では、タリバン兵士の夫から逃走したものの捕まえられ、鼻をそぎ落とされたアフガニスタンの女性ビビ・アイシャさんが注目を浴びた。


 議員たちは当初、多くの国で承認されているように、女性が証人となることのみを禁止する考えだったが、最終的には、女性から暴力を振るう父親、兄弟、夫を訴える権利を奪った。改正案では、被告の家族一員の女性だけでなく、女性の弁護士、女医、女の子供も裁判の証人として出廷することが禁止されている。


アフガニスタン 女性の殴打許可へ
ロシアの声 2014/02/05
http://japanese.ruvr.ru/2014_02_05/128333437/


文化の違いと言ってしまえばそれまでだけど、さすがにちょっと引くわ〜
「女は三日殴らないと狐になる」なんて諺がある国も特定のアジアの国にはあるけどw