中国メディア−網易ゲームチャンネルは、ここ数年来、日本はもはや世界のゲーム市場の中心ではなく、日本の大手ゲーム会社の売上は下降線を辿っていると報じた。


 ゲーム機が16−32ビットだった時代、日本製のゲームは現在よりも“日本色”が濃厚だったが、「ファイナルファンタジー」や「ゼルダの伝説」、白黒液晶のGAMEBOY「ポケットモンスター」などが世界中で大ヒット、海外で熱烈なファンを増やしていた。 当時の日本の文化と技術は世界各国に受け入れられており、“孤島”とは程遠かった。


 現在、日本が“ゲーム業界の孤島”と言われる理由として、一つは日本市場と海外市場が相容れないという現象がある。例えば、世界規模で大ヒットするゲームが日本ではまったくヒットせず、逆にDMM艦隊育成シミュレーションゲーム「艦隊これくしょん〜艦これ〜」が海外のゲームユーザーにとっては理解しがたいものだという。日本のゲームが画質のクオリティ、ユーザビリティ(操作感)を追求する一方で、自国のおたく文化に溺れているのではないか、と同メディアは指摘する。


 また、日本市場は、携帯アプリゲームなどのモバイルゲームが主流化していることも一因だと分析。海外市場はいまだPCオンラインゲームが主力であり、同ゲームの技術開発を推進していることから、日本とはゲーム開発においても完全に方向性が異なる。


 さらに、欧米の開発スタッフやゲーム会社の数、市場規模はいまや、日本に匹敵している。例えば、米ロックスター・ゲームズ社のオンラインゲーム「GTA5(グランド・セフト・オート5)」は、総運営費2.6億ドルで、全世界で約3000万枚を販売した実績をもつ。運営費2.6億ドルは、現行の日本市場においては想像もつかない額である。昨年9月17日に発売された「GTA5」は、発売開始3日間で10億ドルの売上を記録、6つのギネス世界記録を樹立した。同ゲームの日本版は昨年10月10日に発売され、合計販売数53万枚を達成、2013年度PSゲームのトップセールスとなっている。なお、かつて日本製ゲームの“大ヒット”といえば、200〜300万枚規模だったが、現在に至っての“大ヒット”は50〜100万枚前後に格下げ。「GTA5」の3000万枚という規模と比較すると、日本のゲーム会社の海外における競争力の脆弱さが際立つ。


 昨年末に相次いで発売されたPS4(プレイステーション4)とXbox ONEは、次世代ゲーム機としてゲーム業界の発展に貢献するのは間違いないが、海外での運営手段に不慣れな日本のゲーム会社にとって、さらなる“孤島”化を招く恐れもある。また、海外のゲーム会社の日本進出により、国内市場も楽観視できない状況だと締めくくっている。


かつては世界中が受け入れた日本のゲーム、今ではすっかり「ガラパコス化」―中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140126-00000002-xinhua-cn


艦コレって大人気と言っても日本の国内向けで、ギャルゲーとエロゲーの中間みたいな物だと思っていたけど・・・それでガラパゴスと語られてもなぁ・・。
それに3Dゲームが主流になって開発費高騰し新規参入が難しくなり、日本のゲーム業界自体が衰退してると言われてたのは10年以上前から。


・・・ああ、中国では艦コレをぱくろうにも自国に有名な戦艦とかが無いから嫉妬してるだけなのか、
中国の有名な艦船って、空母どころか日清戦争の時に自沈した「定遠」と鹵獲された「鎮遠」くらいしか聞いたこと無いしね。