元ソビエトのクルーズ船「リュボーフィ・オルロワ」(ソビエト時代の有名な女優の名)号が大西洋を丸一年漂流した末に英国に近づきつつある。英国沿岸警備は幽霊船に危険極まる「カニバリズム・ネズミ」が棲み着いている可能性を危惧している。

 「リュボーフィ・オルロワ」号は1976年就航。2010年にドミニカ共和国に曳航されようとしたが、大西洋上で時化に遭い、ロープが切れ、船の行方は失われた。

 船はそれから長らく発見されず、沈没したものと考えられた。しかし2013年、米国の衛星写真により、船がアイルランド沖1700kmの洋上を漂流していることが分かった。それが今、先日来の強風で英国に吹き寄せられているものと見られる。The Mirrorが報じた。

 無人船は公海を数千km漂流した模様。唯一の「乗員」は、ネズミである。それも、互いを食いあって生き残ったもの。ネズミが極限の飢餓のもとで著しく凶暴性を増すことは専門家も認めるところである。英国沿岸警備は万一の接岸に備え既に非常態勢をとっている。
 

 

ロシアの幽霊船、共食いネズミ乗せ、英国に接近(ビデオ)
http://japanese.ruvr.ru/2014_01_23/127726294/


数年前にソマリアの海賊がニュースになって、現代にも海賊が!って話題になったけど、今度は現在の幽霊船のお話。
動画は音楽は恐ろしいけど、幽霊船になる前のクルーズ船の動画みたい。

幽霊船といっても恐ろしい惨劇があって幽霊が住んでいる船ってわけじゃなく、乗組員がいないのに漂流し続ける船を幽霊船って言うだけで。