総連本部の建物 モンゴル企業へ売却認めず
NHK 1月23日 14時3分

 競売にかけられた朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会の中央本部の土地と建物について、東京地方裁判所は23日、「モンゴルの企業が出した文書はカラーコピーの疑いがあり、国の認証もない」と判断して売却を認めない決定をしました。

 決定が確定すれば入札は無効になり、今後3度目の入札が行われます。 東京・千代田区にある朝鮮総連中央本部の土地と建物は、整理回収機構の申し立てで競売にかけられ、去年10月にモンゴルの「Avar□Limited□Liability□Company」という企業が50億1000万円と最も高い価格をつけました。

 東京地方裁判所は、この企業について審査していましたが「モンゴルの企業が会社を証明するとして提出した文書はカラーコピーの疑いが強い。大使館を通じて調査を依頼したが、国がコピーを発行した場合に押すことが必要なスタンプもなかった。結果として、文書に国の認証はなく、入札は無効で売却の手続きは誤りだ」と判断し、売却を認めない決定をしました。

 今回の決定に対して、企業側は1週間以内に裁判所に不服の申し立てができますが、認められなければ入札結果は無効になります。

 この不動産は、去年3月に鹿児島県の宗教法人がいったん落札したあと、代金が納付されずに入札がやり直されていて、今回の決定が確定すれば、今後3度目の入札が行われることになります。

(以下略)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140123/k10014701451000.html


このモンゴル企業の所在地を調べるとモンゴルのマンションの一室というペーパーカンパニーだったという話で続報が出てませんでしたが、最終的には売却されないように決まったようです。

ここまでの流れを見ると売却すること自体を邪魔するように、嫌がらせ目的の遅延戦術をしているように見えますね。