カイカイ反応通信
http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/33060130.html


韓国の大学生が、当ブログ宛てに韓国における反日の実態を綴った内容のメールを送ってきてくれたので、今回はネット掲示板の内容ではなく、そちらを翻訳してご紹介します。

メール受信日:2013年09月17日 03時14分
名前:k君

カイカイ通信を良く見ている韓国の若者です。
韓国からの投稿が出来ないのでメールで意見を送り致します。
まだ日本語は勉強中なので未熟なんです。
だからここからは韓国語で語り致します。


※上の太字は、そのまま日本語で書かれていました。
以下から、翻訳文です。


最近、政治的な理由により、韓日関係が悪化の一途を辿っており非常に残念に思います。そして、一部の嫌韓と反日らの勢力が火に油を注ぐように事態を拡散させ暴れまわっていることも本当にもどかしいです。私は韓国の大学生として、一般的な日本のネットユーザーの誤解を解くための話しをしてみたいと思います。

まず最初に、なぜ韓国は、同じ植民地支配を受けた台湾とは異なり、多くの人が威圧的に反日を叫んでいるのかについてです。これは一言で言えば教育の問題です。韓国は日本と違い、家庭においても幼い頃から他人に対する配慮や礼儀を教えるのではなく、競争で勝ち残ることを教えます。すなわち、「あなたは最高」「あなたは誰よりも優秀」「あなたは必ず1番でなければならない」といったことです。これは学校でも同じで、高校のクラスメート、すなわち学友は、友というより、自分が一番になるために、自分の前に立ちはだかるライバルとして認識されています。そして、勉強に遅れ、競争から離脱した子は、あまりの失望から自殺してしまうことさえあります。

朝鮮戦争後、韓国は焼け野原となり、残っているものと言えば、荒廃した国土と、飢えた国民たちだけでした。このような状況で信じれるものは人材だけでした。しかし、韓国国民が勤勉さと誠実さに欠けることは、学校教師を努めた経験を持つ朴正煕大統領は既に知っていました。それを改善すべく「なせばなる(ハミョンデンダ)」というスローガンを掲げ韓国人を導きました。「韓国人は一等民族であり、勤勉な朝鮮民族」という思想を注入するためにセマウル運動を実施し、その結果、漢江の奇跡を起こしました。

しかし、光があれば闇があるように、「一等民族韓国人」「自分の息子は誰が何と言っても一番」「我々は誰よりも優越している」という教育を続けた結果、他人を見下す思考が烙印のように心に刻まれ、その価値観が大人になってからも密かに表出るようになったのです。

このような状況で、しっかりとした歴史を教えればどうなるか?朝鮮の先祖たちは無能であり、事大主義に染まり、庶民から略奪していたなどと教えることはできません。だから、一等国民の先祖たちらしく、朝鮮王朝500年の輝かしい歴史を誇っていたのに、日本人が侵奪してこのように滅びてしまったと、偽の歴史教科書を作り教えているのです。

このような状況ですから、外国の歴史学を専攻したり、歴史に関心が高い韓国人以外は、日本に対して良い感情を持っているはずがありません。ただひとつ幸いなのは、現在韓国では、韓国史教科書を再編纂する作業が進行しています。この教科書は以前のものと比べると、ある程度客観的に構成される予定となっていますので、将来の子どもたちは、今よりも良い歴史観を持つものと思われます。

次に、韓国人は本当に日本を嫌っているのかということについてです。一言で言えば、半分は「いいえ」です。知っている人もいるかと思いますが、現在、韓国の政治家や社会指導者層らの多くは、日本帝国時代の韓国で高位層(親日)だった人たちの子孫です。もちろん、韓国にも、GHQ統治時代の日本に敷かれていた公職追放令のように、親日派追放令というものがありましたが、大韓民国政府樹立後、ほとんどが元の自分の席に戻りました。この理由は、日本から独立後、相当数の知識人や指導者層が新政府に反対して北朝鮮に渡ってしまったためであり、韓国で既存の指導者層であった親日派を除いては、日本帝国が残した産業インフラを回す人材や、軍隊を教育し治安維持をする人材がほとんどいませんでした。これにより、親日派追放後、まもなくしてその多くが復権したのです。これは韓国の歴史本やドラマなどにもよく出てくる話です。すなわち今の政治家らの反日的行動は、ほとんどがマスメディアと大衆をなだめるための欺瞞的パフォーマンスのようなものなのです。最近、日本の外務次官がG20で韓国官僚と会い語ったように、韓国政府は反日ではありません。

それでは一般国民の場合はどうか。これは最初に話した一等主義に関連して考えていかねばなりません。韓国の知識人層と、歴史に関心のある人々は日本の植民地時期が地獄であったということが嘘なのを知っています。しかし、今になってその事実を語るには、初代大統領である李承晩政府時代から行なわれてきた偽りの歴史教育があまりにも長く続いてきたため、それに伴う大衆認識自体が簡単に変わるには難しいため、表面的には反日をしているのです。ただ最近は、イルベのように比較的、歴史に中立的なサイトも出てきたため、高学歴の知識人層や歴史愛好家だけではなく、以前は歴史に関心もなかった一般国民も真実の歴史に触れることができようになり、少しずつ変わってきたと言えます。

そして反日に関してはもうひとつ。韓国の発展と韓国主導による(朝鮮半島)統一に反対する勢力、従北左派団体の扇動による反日も大きな影響を及ぼしています。韓国で日本の嫌韓デモのように、堂々と「日本殺せ」「日本滅びろ」といったようなデモはほとんどありません。特定の日、すなわち8.15光復節の日にパフォーマンス的に行うものはありますが、一般的にマスメディアや左派団体が扇動している場合を除いて、一般の韓国国民が自ら立ち上がり反日デモをすることはないと見て良いです。

最近話題となった慰安婦問題も、左派市民団体が計画したことであり、韓国と日本が親しくなることを嫌う北朝鮮の手先が行ったことです。日本の左派とは異なる韓国の左派は、従北として、日本の朝鮮総連のような行動をする利敵団体です。金泳三、金大中、盧武鉉のような従北大統領が登場したため、現在の韓国は、従北勢力との戦争が行われているといっても過言ではありません。

とにかくこれら勢力が主導して、従来の偽りの歴史教科書をさらにめちゃくちゃにして作り上げたし、朴正熙大統領時代、日本の韓国に対する援助で終結した慰安婦と植民地支配の問題についても、「親日政府が勝手にしたことであり、我々としては認めない」として、今に至っています。つまり、韓国国民は、謝罪と賠償を叫び扇動する輩に振り回されてるのであり、骨の髄まで反日ではないということをはっきりと申し上げたいです。

結論としては、現在の韓国国民の大多数は誤った教育により、日本に対して劣等感を抱いており、これを扇動して憎しみや嫌悪感を煽る従北左派勢力による反日があるだけで、根本的には反日ではないということです。

書いてみたら、とても長くなってしまいました。まだ話し足りないところもありますが、ひとまずこの辺で終わりにします。遠い道のりとはなりそうですが、いつか韓国と日本の両国国民が和合して希望に満ちた未来に進む日が来ると信じています。それでは良い一日を。

韓国の大学生Kより




2013/09/27 13:06 (2553/2)
韓国人大学生のから来たメールの続きです。


最後
2013/09/27 13:05 (11480/0)
韓国人大学生のから来たメールのラストです。