【北京=島田学】鳩山由紀夫元首相は15日、訪問先の北京で中日友好協会会長の唐家セン元外相と会談した。意見交換のテーマの大半が尖閣諸島となり、出席者によると鳩山氏は「日本政府は日本の領土と言っており、中国政府は中国の領土と言っている」と述べ、領土問題の存在は認めるべきだと主張したという。

日本政府は従来から「領土問題は存在しない」との立場を示しており、鳩山氏の発言は日本政府の見解とは異なる。

 鳩山氏の訪中は中国側の招待によるもので、16日には中国共産党の賈慶林・前政治局常務委員とも会談する見通し。その後、南京に移って「南京大虐殺記念館」を訪問する予定だ。鳩山氏側は習近平総書記との会談を求めていたが、今回は実現しないとみられる。

鳩山元首相が訪中 領土問題の存在認めるべきと主張 2013/1/16 1:38
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDE15004_V10C13A1PP8000/



日本では過去の人だけど、国際的には日本の元首相って事で中国に発言を最大限利用されるでしょう。
無能な働き者ってまさにこういう人の事だろうね。


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鳩山氏、日中関係改善に意欲? 「私の首相時代は領土問題なかった」2013.1.11 00:14
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130111/mca1301110015002-n1.htm


 【北京時事】中国を訪問した鳩山由紀夫元首相は16日、北京で賈慶林全国政治協商会議(政協)主席や楊潔※(※=タケカンムリに褫のつくり)外相らとそれぞれ会談し、沖縄県・尖閣諸島をめぐる問題などで意見交換した。取材に応じた鳩山氏は尖閣諸島が「係争地であると互いに認めることが大事だ」との考えを中国側に伝えたことを明らかにした。

 日本政府は領土問題は存在しないとの立場で、鳩山氏の発言には批判が出そうだ。鳩山氏は田中角栄、周恩来両首相が1972年の国交正常化に当たり、尖閣問題を「棚上げ」したとして、こうした「認識」に戻ることが必要だとの考えも述べた。賈氏らは鳩山氏に同意したという。 

尖閣諸島「係争地認定を」=鳩山元首相が中国側に主張 時事通信 1月16日(水)22時6分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130116-00000190-jij-int